【住所】鹿児島市西田2-26-20
【TEL】099-256-6200 【駐車場】有
【診療科目】泌尿器科
【診療時間】
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 休 | 休 |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ※ | 休 | 休 |
午前:9:00~12:00/ 午後:14:00~17:00
※土曜午後は16時まで
休診日/日曜・祝日
病院紹介
▲新棟イメージ図
中高年の女性に多い骨盤臓器脱「これまでの不快感も治療で軽減」
昭和55年の開院以来、泌尿器科疾患の早期診断、早期治療を目指し、地域医療に携わっている「にいむら病院」。
「排泄に関することはなかなか人に話しづらく、恥ずかしさや抵抗のある方も多いです。排泄は、生きている上で基本的なことです。一人で悩まず気軽に相談してください」と話すのは、理事長の新村友季子さん。毎週金曜と、月・水・木曜の午前中に女性泌尿器科外来を常設し、女性医師による診察・検査・治療を行っています。
今、中高年の女性に多く見られる疾患に「骨盤臓器脱」があります。〝すそに何かが触れる〟〝下腹部に違和感がある〟などの症状が特徴。出産や加齢などによる骨盤底筋の弛緩が原因で骨盤内の膀胱や子宮、直腸などが下がってきたり、放っておくと体外に出てくることも。軽度の場合は、骨盤底筋体操を続けることで悪化を防ぎます。
また、根本的な治療では、腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)を実施。膣壁をメッシュ状のシートで仙骨前に吊り上げ固定します。「1週間弱の入院が必要になりますが、これまでの不快感が軽減されますよ」
女性泌尿器科の診療日時
月曜...10時〜12時
水・木曜...9時30分〜12時
金曜...9時30分〜12時、14時〜17時
※予約受け付けは9時〜
無料電話相談
2月19日(月)〜23日(金)14時〜17時、尿もれ・骨盤臓器脱の無料電話相談を行います。女性担当者が相談に乗ってくれます。気になる症状がある人は気軽に電話を。問い合せは、☎099・256・6200まで。
▲日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医の新村友季子さん
「加齢が原因と諦めないで相談を」尿もれには運動療法や服薬で対応
「こらえがきかず間に合わない、夜間何度も目が覚めるなど、尿もれや頻尿(ひんにょう)の症状で悩んでいても、〝歳だから〟と加齢を原因に諦めている方も多いのでは。けれども運動療法や服薬などで症状の改善は目指せます」と新村さん。
診察では、まず問診で症状を把握した上で、検尿、超音波による残尿検査、膀胱の働きを調べる検査などを行います。
比較的症状が軽い場合は、骨盤底筋を鍛える体操を行うことで効果が得られます。自宅や外出先などで気軽に実践できるので、毎日続けることが大切です。
一方、薬を使った治療では、膀胱の容量を増やすことなどで、症状の改善を目指します。
「治療で症状が改善すれば、長時間の外出ができるようになったり、絶えずトイレのことを考えなくてよくなり楽になりますよ。患者さんの快適な毎日をサポートできるよう努めていきたいです」