▲平成23年４月から副院長として診療を行う藤井毅さん

▲陣痛・出産・分娩直後を１つの部屋で過ごせる「LDR分娩室」。立ち会い出産もスムーズです

▲新生児室のあるフロア

女性のライフサイクルをサポート。「もっと気軽に、婦人科の受診や定期的な健診を」

「思春期から出産、更年期と女性のライフサイクルを全力でサポートできるよう心掛けています」と話すのは、平野エンゼルクリニック院長の平野隆博さん。

平成11年４月の開院以来、6200人もの誕生を見守ってきました（～同23年５月）。

産科においては陣痛・出産・分娩直後を１つの部屋で過ごせる「LDR」システムの採用はもちろん、分娩中の陣痛と胎児の状態を離れた場所でもネットを通じてモニターできる「集中分娩監視装置」を導入。

管理栄養士による個別の栄養指導や助産師による母乳指導、週１回のヨガや月１回のマタニティーウォーキング、ベビーマッサージなどを行い、産前・産後のケアに取り組んでいます。

最近では、婦人科治療に力を入れています。

「治療によって症状をかなりコントロールできることを知ってもらいたい」。

その思いから、思春期や更年期の悩みをはじめ、生理痛や生理不順のコントロールなど、〝女性のQOL〟（クオリティーオブライフ＝生活の質）の向上に努めています。

具体的には重い生理痛で悩んでいたり、月経前緊張症で日常生活に支障のある場合にはピル服用を勧め、更年期障害の場合には、ホルモン補充療法やプラセンタ療法（１回分で保険330円、自費なら1200円）で症状を和らげます。

「産婦人科を受診する際には気後れする女性も多いと思いますが、定期健診や診療によって日ごろの悩みも解決につながります。

気軽に受診してほしいですね」と笑顔で語る院長です。