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[詳細] 昭和会クリニック

【住所】鹿児島市下竜尾町2-6

【TEL】099-226-2212 【駐車場】有

【診療科目】内科, 神経内科


【診療時間】8:00~11:30 13:30~17:00(受付時間)

【休診日】日・祝休、土午後休

病院紹介

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▲「あごの小さい人が増え、若い世代でも睡眠時無呼吸症候群が増えています」と話す医師の三宅さん

「昼間、眠い」「いびきがうるさい」は
「睡眠時無呼吸症候群」の注意信号


自分の睡眠が健康かどうか、自分では分かりにくいもの。でも「昼間、眠気に襲われることが多い」「いびきがうるさい」「家族から寝ているとき、呼吸が止まっていると言われたことがある」、そんな人は一度受診してみませんか。

 鹿児島市下竜尾町の今給黎総合病院に隣接する「昭和会クリニック」では、内科で睡眠中に無呼吸状態が繰り返される「睡眠時無呼吸症候群」の診察を行っています。
 「医学的には7時間の睡眠中に10秒以上の無呼吸・低呼吸が30回以上、または1時間当たり5回以上あれば睡眠時無呼吸症候群と診断されます」と話すのは医師の三宅健治さん。「この病気が深刻なのは睡眠中の無呼吸が日常生活にあらゆる影響を及ぼすこと。脳卒中や高血圧、糖尿病などの生活習慣病と密接な関係があることから、早期発見・早期治療が大切です」

 問診の結果、睡眠時無呼吸症候群の可能性がある場合は、自宅で睡眠中の呼吸の状況を測定する「簡易検査」を実施。その後、必要に応じて病気の重症度を精密に調べるため、1泊入院してPSG検査を行います。



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自宅で簡単に検査可能!


簡易検査では、自宅で一晩、取り扱いが簡単な検査機器を腕に装着。手の指や鼻の下にセンサーがあり、睡眠中のいびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べることができます。



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▲チーム医療で睡眠時無呼吸症候群の検査・治療に当たるスタッフの皆さん。前列左から、歯科口腔外科の医師・吉田さん、気管食道・耳鼻いんこう科医師で院長の昇さん、内科医師の三宅さん

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▲器具を装着して就寝する「CPAP治療」

総合病院の強みを生かし、チーム医療を展開


 睡眠時無呼吸症候群の主な治療は、鼻から気道に空気を送り続ける器具を装着し、睡眠中の無呼吸を防ぐCPAP(シーパップ)治療。「質のいい睡眠が得られることで心筋梗塞や脳卒中、高血圧などの予防・改善につながります」と三宅さん。
 また、昭和会クリニックでは、昨年から睡眠時無呼吸症候群の治療にチーム医療を導入しました。メンバーは内科、気管食道・耳鼻いんこう科、歯科口腔外科の各医師と臨床工学技士、臨床検査技師・看護師。患者の症状や重症度を総合的に判断し、各科連携の下、治療を展開しています。
 「あごが小さいことが原因の場合、スリープスプリントといわれる歯科装具を装着。気道をふさぐ部位を取り除く場合は外科的手術を行います。
今後も、診療科目が多い総合病院ならではの強みを生かして、患者さんをサポートしたいですね」と院長の昇卓夫さん。 昭和会クリニックで検査を受けた後、かかりつけ医で治療を行うことも可能。電話での問い合わせ時間は月〜金曜14時〜17時です。



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